「インナーチャイルドを癒す…?」
インナーチャイルドという言葉を耳にしたことがある人は、少なからずいるのではないでしょうか?
この言葉は、心理学用語で「内なる子供」という意味で、取り扱われています。「幼心」のようなもので、本当の自分、本当の感情、本当の気持ち、本音…を表しています。
自分をしっかりと認めて大切にしている人や、自分のことが大好きなインナーチャイルドは、ニコニコした笑顔でいることでしょう。そして、その人の人生も、のびやかで、楽しくて、人間関係もうまくいっていることでしょう。
つまり、「内なる子供」は「感情の象徴」ともいえるのです。
反対に、自分のことが大嫌いで、自分自身を否定したり、自分を認められなかったり、自分の感情を押さえ込んでいると、その人のインナーチャイルドはすねたり、怒ったり、泣き叫んだりしています。
あまりに放置し過ぎて、すねてしまうと…どこかに閉じこもって、姿を見せることがなくなってしまうので、気をつけなければなりません。
ただ、いきなり「感情を向き合ってみましょう」といわれても、今まで自分の感情を見つめる習慣がなかった人にとっては、わかりにくく…難解なことでしょう。
そのような時には「3歳くらいの子供をイメージして、自分の本当の感情を感じてみる」ことが効果的です。
すぐにイメージすることができる人もいれば、できない人もいると思います。
全くイメージすることができず…出てきてくれない時には「どうしたの?どうしたらでてきてくれるの?今まで、無視してしまってごめんね。今日からあなたのことを認めて、大切にするからね」と優しく、優しく語りかけててみてください。
自分のことをいつも後回しにして、自分を認めたり、慰めたり、優しくすることを忘れてきた人は、特にインナーチャイルドが寂しがったり、ともて愛を求めています。
ただただ…認めて欲しいのです。
もちろん、今からでも間に合います。インナーアダルト(自分のなかの理性的な大人の意識)としての自分が、寂しがっているインナーチャイルドをしっかり抱きしめ、愛をたくさん送ってあげるようにしてください。
積み重ねることで、必ず、その効果が現れて、難しかった人間関係もスルッと楽になっていきます。
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